【レビュー】「Xtrfy H1」60mmの大口径ドライバーが轟く!!距離感まで分かるハイエンドゲーミングヘッドセット!
今回ご紹介するのは60mmの大口径ドライバーユニットを搭載したゲーミングヘッドセットです。
人気FPS『CS:GO』の強豪プロチーム「Ninjas in Pyjamas」が開発し、実際に選手が使用しているハイエンドモデルです。
Xtrfy H1
価格
約22,000円
スペック
~ヘッドホン~
・ヘッドホンタイプ:オーバーイヤー
・ヘッドホン構造:密閉型
・ドライバーユニット:ダイナミック型
・ドライバーユニットサイズ:60mm ネオジムドライバー
・周波数特性:5-30,000Hz
・感度:97dBSPL @ 1kHz, 15mW
・インピーダンス:35Ω
~マイク~
・種類:カージオイド特性のPROマイク, CASUALマイク
・マイク周波数特性:40-20,000Hz
・接続I/F:3.5mmデュアルorシングルプラグ, USB
・重量:350g(マイク, ケーブル除く)
・ケーブル長:1.2m(+2m延長ケーブル)
紹介
H1. PREDICT THE GAME
H1は、最高レベルのeスポーツ用に作られています。本ヘッドセットは、世界の 最も熟練したプロのゲーマーによって開発され、ゲームの完璧なサウンドスケープ を与えるように細部まで調整されています。
細部まで聞き分ける。何が起きるかを察知する。そして、ゲームを支配する。
(引用元:Xtrfy Japan)
開封
それでは開封していきます。
Xtrfyはスウェーデンの高級ゲーミングデバイスブランドで、プロeスポーツチーム「Ninjas in Pyjamas」の選手が開発し、実際に使っている事が大きな特徴です。
昨年から国内での取り扱いが始まったばかりの今注目されているブランドです。
付属品は以下の通りです。
・2m延長ケーブル
・Y分岐ケーブル
・USBサウンドカード「Xtrfy SC1」
・マイク2本(PROマイク, CASUALマイク)
・マニュアル類
昨秋のマイナーチェンジ後から「USBサウンドカード」と「CASUALマイク」が新たに付属するようになっています。
USBサウンドカードの「Xtrfy SC1」は単体でも発売されています。
本体から伸びているケーブルは1.2mと短めで、Y分岐ケーブルやUSBサウンドカードを使ってPS4, Xbox, モバイルデバイスなど様々なプラットフォームで使用する事も考慮された仕様となっています。
パソコンで使う場合は2mの延長ケーブルを使う事で十分な長さを確保できます。
本体はアルミフレームが際立つ高級感のあるデザインで、耐久性も高そうです。
あまり類を見ない60mmの大口径ドライバーのサウンドに期待が高まります。
(左:v-moda M100、右:Xtrfy H1)
サイズはかなり大きめです。
参考までに僕が音楽鑑賞に使っているヘッドホンと並べてみました。
特にイヤーカップのサイズ差は歴然です。
ポリウレタンレザーの形状記憶フォームを採用した大型のイヤーパッドはとても分厚く、耳をがっぽり覆ってくれます。
ヘッドバンド内側のクッションは5つのセクションに分かれており、こちらも十分な厚さがあります。
左右のイヤーカップとヘッドバンドにはXtrfyのロゴが刻印されています。
無駄な装飾は一切ない洗練されたデザインです。
付属する2本のマイクはマイクフードを取り外す事で位置を確認できます。(中央の小さな穴)
また、コネクタには挿す向きを間違わないように「UP」と書かれたステッカーが貼られています。
ヘッドバンドの長さは全8段階で調節する事ができます。
胸元当たりの位置にあるインラインコントローラーでは、ヘッドセットやマイクの音量調節やマイクのミュートなどの操作が行えます。
ダイヤルでは無くボタンで即座にマイクをミュートに出来るので便利です。
レビュー
装着感
頭との密着性がとても高く、遮音性も優れています。
頭を上下左右に軽く動かしてみましたが、ズレ落ちたりガサガサ動いてしまう事はありませんでした。
また、350gと決して軽い重量ではありませんが、長時間着けていても頭頂部や耳への負担も少ない印象を受けました。
ただ、使い始めたばかりの段階では少し側圧が強いと感じるかもしれません。
音質
60mmの大口径ドライバーが搭載されており、5-30,000Hzと音域も広いです。
迫力がある事はもちろん、高音, 中音, 低音どれもバランスが取れており、どんな音も聴き取り易いです。
そして何よりも感動したのは定位感の良さです。
音に広がりや奥行きがあり、"耳の周りから音が聞こえてくるイメージ"です。
方角だけでなく、距離感までしっかり聞き取る事ができます。
マイク
「PROマイク」と「CASUALマイク」の2種類が付属しており、環境によって使い分ける事ができます。
それぞれの特徴は下記の通りです。
PROマイク:ピックアップ角度が狭く、パッシブノイズキャンセリング機能を搭載している
CASUALマイク:PROマイクと比べ感度が高く、周囲の音を拾いやすい
自宅で使用はする場合はどちらを使うべきか。
個人的にはCASUALマイクが良いかなと思いました。
というのも、PROマイクは大きなイベント会場などでの使用を想定して設計されているからです。
強力なノイズキャンセルに加え、かなり感度が低い仕様となっています。
CASUALマイクでもキーボードの打鍵音等はカットしてくれますし、ノイズが気になる事もありませんでした。
バーチャルサラウンド機能が無い事には理由がある?
ざっくり簡潔に説明すると、
サラウンド機能を搭載した普通のヘッドセットよりも、サラウンド機能を切り捨ててその分のコストを基本部品に割り当てた高音質なヘッドセットでWindows10に備わっているサラウンド機能などを使う方が理にかなっているだろうとの事です。
つまり、より良いサウンドを追求した結果であって、サラウンド機能が無いからと言って評価が下がる製品ではありません。
Windows10でバーチャルサラウンド機能を使う方法
デスクトップ画面の右下にあるスピーカーアイコンを右クリックする事で、簡単にバーチャルサラウンド機能を使う事ができます。
まとめ
専用ソフトウェアが必要ないPnP仕様で、どんなシチュエーションでも最高のパフォーマンスを発揮してくれる製品でした!
音の方角も距離感もしっかり把握できるので、戦いで有利になれる事間違いなしです!
60mmの大口径ドライバーの迫力あるサウンドを是非体験してみて下さい♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
他にもXtrfy製のゲーミングデバイスをレビューしていますので、良ければそちらもご確認くさだい♪
【Xtrfy】ゲーミングデバイス特集!<キーボード & マウス> - ですとぴあ*の研究所
(提供:テクテク株式会社)