【レビュー】「Thermaltake TT PREMIUM X1 RGB」コスパに優れた多機能なゲーミングキーボード!
今回ご紹介するのはコスパに優れた多機能なゲーミングキーボードです。
マルチメディアキーや1,680万色のバックライトを搭載しており、価格からは想像出来ないほどの性能と機能が備わっています。
Thermaltake TT PREMIUM X1 RGB
価格
約11,000円
スペック
・スイッチ:Cherry MX Speed RGB / Cherry MX Blue RGB
・押下圧:45g (Speed) / 50g (Blue)
・反応ポイント:1.2mm (Speed) / 2.2mm (Blue)
・耐久性:5,000万回
・ポーリングレート:1000Hz
・複数キー同時押し:Nキーロールオーバー(アンチゴースト機能)
・重量:1.6kg
開封
ThermaltakeはPCパーツをメインに、eスポーツ向けのゲーミングデバイスなども販売しているメーカーです。
『TT Premium』と『TteSPORTS』という2つのブランドで展開されているのですが、本製品は『TT Premium』という上位グレードのモデルです。
スイッチは銀軸(Cherry MX Speed)と青軸(Cherry MX Blue)の2種類があり、今回レビューするのは銀軸のモデルです。
早速取り出してみました。
パッケージの画像は英語配列でしたが、本体は日本語配列108キーなので違和感なく移行する事ができます。
気になるテンキー上部にあるマルチメディアキーの機能は後ほどご紹介させていただきます。
サイズは全体的に少し大きめです。
幅464.98 x 奥行170.52 x 高さ40.39 mm
リストレストや替えのキートップが付属しており、かなりお得感があります。
他には、キートップ引き抜き工具やマニュアル類が入っていました。
替えのキートップは「Q, W, E, R, A, S, D, F」の計8個です。
本体の奥側にはUSBパススルーポートとオーディオパススルーポート(3.5mm)が備えられています。
手元でケーブルを着脱出来るようになるので便利です♪
太めのケーブルは先端が3又に別れており、全てを接続する事でキーボードに備えられた端子を使う事ができます。
リストレストは背面に窪みがあり、磁力で簡単に取り付けられる仕様です。
撮影のためにキーボードを裏返していますが、付け外しは表向きの状態でも行えます。
比較的高さがあるキーボードなので、個人的にはリストレストがある方が手首が楽に感じました。
スタンドを立てる事で角度も調節する事が可能です。
ちなみに、リストレスト装着時の奥行は23cm程ありました。
このキートップが浮いているようなデザインが特徴的です。
付属する引き抜き工具を使う事で、簡単にキートップを交換する事ができます。
レビュー
スイッチ
銀軸は赤軸をベースとして高速入力に特化したモデルで40%速く入力できるようになっています。
反応ポイントが2.0mmの赤軸に対し、銀軸は1.2mmという仕様です。
打鍵感 / 打鍵音
赤軸がベースとなっているので、打鍵感も浅い赤軸という印象です。
キータッチがとても軽く、キーを押してからの反応も凄く速いのでゲームでのパフォーマンスを重視する方にオススメです。
ただ、"赤軸ならではの押し心地の良さが薄れている"のがこのスイッチの唯一残念なポイントです。
打鍵音は赤軸と茶軸の間のような音です。
マルチメディアキー
マルチメディアキーでは、音楽や動画の再生 / 停止、スキップなどの操作が出来ます。
また、ゲームプレイ中でもダイヤルを回して音量を変更したり、ミュートボタンを使って即座にミュートにする事ができるため、とても便利です♪
その他
画像左上の丸いボタンでは、「Windowsキーの無効化」や「ライティング機能のON / OFF」などの操作が可能となっています。
また、ショートカット機能[FN + F1~F5]も備わっており、メールやブラウザなどのアプリの立ち上げ等が出来ます。
ライティング機能
12種類の様々なエフェクトが搭載されており、キーボード上で簡単に切り替える事ができます。
左上のロゴやメディアコントロールキーも光るので、とても綺麗です。
赤いキートップを着けている状態でバックライトを光らせると、キーが凄く目立つので操作に迷いが生じる事も無さそうです。
専用ソフトウェア
公式サイトより専用ソフトウェアをダウンロードする事ができます。
バックライトカラーの詳細なカスタマイズからマクロやキー割り当て設定などが行えるようになっています。
Thermaltake製のPCパーツを搭載している場合、ライティングを同期させてPC全体で統一感を出すことも可能です。
スマホアプリ
iOS10以上のiPhoneおよびiPadにも専用アプリを入れる事で、同様の設定が行えるようになります。
バーチャルゲームコントローラーやバーチャルキーボードなどのスマホアプリ限定の機能も搭載されています。
想像以上にラグが少ないため、実用性もありそうです。
まとめ
レビュー数はまだ多くはありませんが、コスパに優れた良い製品でした。
耐久性の高いスイッチを搭載していますので長期間安心して使えるでしょう。
便利な機能もたくさん備わっていますので、多機能なゲーミングキーボードに興味のある方にオススメです♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
(提供:Creatives)